Photoshopの使い方!【色調補正】カラールックアップ

【色調補正】カラールックアップとは

[カラールックアップ]とは画像をヴィンテージ風やシネマティック、ドラマチックに加工することができる機能です。似たような機能はインスタグラムやカメラアプリなどにも搭載されており、一度は使ったり見たことあるのではないでしょうか。Adobe Lightroomを使ったことがある人は、同じような機能がプリセットにあったかと思います。

インスタグラムの「フィルター」のようなイメージです。写真の雰囲気を手軽に変えることができます。

左:Before / 右:After

カラールックアップの特徴を知る

カラールックアップは[3D LUTファイル][抽象][デバイスリンク]の3つのセクションからプリセットを選択することで、画像の印象を簡単に変更していきます。
[ディザ]についてはチェックを入れておきましょう。

❶ 3D LUTファイルを適用する

[3D LUTファイル]横のプルダウンをクリックしてプリセットを選択します。ヴィンテージ風からシネマティックなもの、夜のイメージなものまでたくさんの種類がありますので、自分のイメージに近いものを選択しましょう。

3D LUTとは

3D LUTとは「3次元LUT」のことをいいます。LUTは「Look Up Table」の略で「ラット」や「エル・ユー・ティー」などと呼ばれています。Look Upは参照、Table表を意味し、LUTは入力と出力の数値を記載した一覧表となります。

画像処理で使用されるLUTは、RGBの値を別のRGBの値に変換する役割を担っています。3D LUTファイルを選択すると画像の色調が変わるのは、RGBの値が変更されているからなんですね。

3D LUTファイルの種類

2Strip.look

色あせた雰囲気に仕上がります。

Before
After
左:Before / 右:After
3Strip.look

鮮やかさが強調されます。

Before
After
左:Before / 右:After
Bleach Bypass.look

彩度が低くなりコントラストが強くなります。

Before
After
左:Before / 右:After
Candlelight.CUBE

彩度がおさえられ、古い印象のセピア調になります。

Before
After
左:Before / 右:After
Crisp_Warm.look

コントラストが強くなり黄みがかった印象になります。

Before
After
左:Before / 右:After
Crisp_Winter.look

コントラストが強くなり、青みがかった印象になります。

Before
After
左:Before / 右:After
DropBlues.3DL

彩度が低くなり、少し暗い印象になります。

Before
After
左:Before / 右:After
EdgyAmber.3DL

コントラストが少し強くなり、オレンジ色が強くかかった印象になります。

Before
After
左:Before / 右:After
FallColors.look

セピア調な雰囲気になります。

Before
After
左:Before / 右:After
filmstock_50.3dl

コントラストが強くなり少し黄みがかった印象になります。

Before
After
左:Before / 右:After
FoggyNight.3DL

コントラストが強くなり、全体的に暗い印象になります。

Before
After
左:Before / 右:After
Fuji ETERNA 250D Fuji 3510 (by Adobe).cube

シネマティックに仕上げるシリーズです。少しコントラストが強くなり暖かみのある印象になります。

Before
After
左:Before / 右:After
Fuji ETERNA 250D Kodak 2395 (by Adobe).cube

シネマティックに仕上げるシリーズです。影が少し明るくなりフラットな印象になります。また赤みが少し強くなります。

Before
After
左:Before / 右:After
Fuji F125 Kodak 2393 (by Adobe).cube

シネマティックに仕上げるシリーズです。コントラストが強くなり、少し黄みがかった印象になります。

Before
After
左:Before / 右:After
Fuji F125 Kodak 2395 (by Adobe).cube

シネマティックに仕上げるシリーズです。コントラストが少し強くなりシャープな印象で、少し赤みが強くなります。

Before
After
左:Before / 右:After
Fuji REALA 500D Kodak 2393 (by Adobe).cube

シネマティックに仕上げるシリーズです。コントラストが強くなり、黄みがかった印象になります。

Before
After
左:Before / 右:After
FuturisticBleak.3DL

彩度が低くなり落ち着いた印象になります。

Before
After
左:Before / 右:After
HorrorBlue.3DL

青緑がかった印象いなります。

Before
After
左:Before / 右:After
Kodak 5205 Fuji 3510 (by Adobe).cube

シネマティックに仕上げるシリーズです。コントラストが少し強くなり、黄みがかった印象になります。

Before
After
左:Before / 右:After
Kodak 5218 Kodak 2383 (by Adobe).cube

シネマティックに仕上げるシリーズです。コントラストが高くなり、少し青緑がかった印象になります。

Before
After
左:Before / 右:After
Kodak 5218 Kodak 2395 (by Adobe).cube

シネマティックに仕上げるシリーズです。コントラストが少し強くなり、白が引き立つクールな印象になります。

Before
After
左:Before / 右:After
LateSunset.3DL

名前の通り夕暮れの印象に仕上がります。

Before
After
左:Before / 右:After
Moonlight.3DL

日中の写真を夜の雰囲気にする際に使用します。

Before
After
左:Before / 右:After
NightFromDay.CUBE

日中の写真を夜の雰囲気にする際に使用します。「Moonlight.3DL」よりもはハイライト部分が明るくなります。

Before
After
左:Before / 右:After
Soft_Warming.look

色あせた写真風に仕上がります。

Before
After
左:Before / 右:After
TealOrangePlusContrast.3DL

コントラストが強くなり、シャドウ部分が緑みがかった印象になります。

Before
After
左:Before / 右:After
TensionGreen.3DL

全体的に緑みがかった印象になります。

Before
After
左:Before / 右:After

❷ 抽象を適用する

[適用]横のプルダウンをクリックしてプリセットを選択します。
セピア調やモノクロなど単調なプリセットを選ぶことができます。

抽象の種類

グレイ調

画像が白黒に調整されます。輝度を優先して変換されます。

Before
After
左:Before / 右:After
セピア調

画像がセピア調に調整されます。

Before
After
左:Before / 右:After
ブルー調

全体的に青い印象になります。

Before
After
左:Before / 右:After
明度増大

明度が明るくなり全体的に明るい印象になります。

Before
After
左:Before / 右:After
明度減少

明度が暗くなり全体的に暗い印象になります。

Before
After
左:Before / 右:After
白黒

色調補正[2階調]と同じ効果となり、白と黒の2色となります。

Before
After
左:Before / 右:After

❸ デバイスリンク

[デバイスリンク]横のプルダウンをクリックしてもデフォルトの状態だとプリセットが表示されません。特に使用することもありませんので、ここでの説明は割愛します。

❹ ディザ

ディザとはディザリングをおこなう設定で、色と色の境界を滑らかにしてくれます。チェックを入れておくことで、グラデーション時にたまに表れる濃淡の縞(バウンディング)を軽減することができます。

[カラールックアップ]で画像を調整する

解説する画像を使用したければ、下記「ダウンロード」ボタンをクリックしてください。フリー素材サイトよりダウンロードすることができます。

シネマティックのイメージへ調整

調整手順
  • STEP:01
    カラールックアップ]調整レイヤーを作成

    レイヤーパネル下部の[調整レイヤー新規作成]ボタンをクリックして、「カラールックアップ」を選択します

  • STEP:02
    調整レイヤーを選択

    [カラールックアップ]調整レイヤーが選ばれているのを確認する。

    選ばれていないと調整することができません。

  • STEP:03
    プロパティパネルを確認

    調整は[プロパティ]パネルを使用します。表示されていなければ、[カラールックアップ]調整レイヤーのアイコンをダブルクリックすれば表示されます。

  • STEP:04
    プロパティパネルの調整

    今回はシネマティックなイメージに調整します。[3D LUTファイル]横にあるプルダウンをクリックし、「Fuji F125 Kodak 2393(by Adobe).cube」を選択します。

    先頭に「Fuji」や「Kodak」の名前が付いているものはシネマティックに調整するプリセットです。シネマティックに調整したい場合は試してみてください。

  • STEP:05
    補正結果
    左:Before / 右:After

まとめ

ご覧いただいた通り色調補正[カラールックアップ]は、手軽に画像の印象を変更することができます。手軽にガラッと印象を変えたい場合は試してみましょう。また、ヴィンテージ風やシネマティックなイメージにしたい場合は重宝します。

タイトルとURLをコピーしました