Illustratorでつくるハートの作り方5選

［文字ツール］❶で「はーと」❷と入力し、変換して黒いハートマーク❸を選択します。

ハートのカタチはフォントによって異なります。
理想的なハートのカタチが見つかるまでフォントを変更してみましょう！

フォントのままでもよいですが、カタチを微調整したい場合はアウトライン化しましょう。
メニューバー［書式］❹、もしくは右クリックから［アウトラインを作成］❺を選択しましょう。

アウトライン化することで、文字データではなくオブジェクトデータとなります。

プレビュー表示では見た目に変化がなく違いが分かりづらいですが、アウトライン表示で確認すると違いがわかります。

アウトライン化したことで、パスデータになっています。［ダイレクト選択ツール］などで形を微調整することもできます。

［長方形ツール］❶を選択し、Shiftを押しながらドラッグして正方形を作成します。

［選択ツール］❸で正方形の四隅どこかにマウスを合わせると円弧矢印❹に変わります。shiftを押しながら回転させると45度傾けることができます。

［ダイレクト選択ツール］❼で上部のアンカーポイントを選択し、削除します。

線パネルで［線端］を「丸型線端」❽に変更し、［線幅］を太く❾してハートのカタチにします。

「STEP.04」でハートは完成していますが、ハートに丸みをつける方法も解説します。

［ダイレクト選択ツール］❿で左と右のアンカーポイントを選択し⓫、プロパティパネルから「スムーズポイント」⓬に切り替えます。

すると、アンカーから上下にハンドルが伸びてハートに丸みがつきます。

線のままでも大丈夫ですが、環境設定によっては拡大・縮小するとハートの形が変わってしまう場合があります。それを防ぐためにはメニューバー［オブジェクト］から［パス］、［パスのアウトライン］⓭をおこないましょう。

プレビュー表示では見た目に変化がなく違いが分かりづらいですが、アウトライン表示で確認すると違いがわかります。

［長方形ツール］❶を選択し、ドラッグして縦長の長方形を作成します。

線の色は「なし」、塗りの色は「黒」❷に設定しておきます。

［選択ツール］❸で長方形の四隅どこかにマウスを合わせると円弧矢印❹に変わります。shiftを押しながら回転させると45度傾けることができます。

［リフレクトツール］❼で長方形の下部のアンカーポイント❽をoption（Alt）を押した状態でクリックします。

リフレクトのダイアログボックスが表示されるので、リフレクトの軸を「垂直」❾にして「コピー」をクリックします。

［ダイレクト選択ツール］❿で上部4箇所のアンカーポイントを選択すると、角に丸いアイコン（ライブコーナーウィジェット）が表示されます。どれでもよいので下に引っ張ると角が丸くなります。

［楕円形ツール］❶を選択し、ドラッグして縦長の楕円形を作成します。

線の色は「なし」、塗りの色は「黒」❷に設定しておきます。

楕円形を選択し、［回転ツール］アイコン❸をダブルクリックして回転ダイアログを表示させます。角度を「35度」❹に設定し傾けます。

［リフレクトツール］アイコン❺をダブルクリックしてリフレクトダイアログを表示させます。リフレクトの軸を「垂直」❻にしてコピーします。

［選択ツール］❼で楕円形の位置を整えて完成です。

楕円形の形と角度を変えれば色々なハートをつくることができます。

［楕円形ツール］❶を選択し、ドラッグして縦長の楕円形を作成します。

線の色は「なし」、塗りの色は「黒」❷に設定しておきます。

［ダイレクト選択ツール］❸で右側のアンカーポイントだけ選択❹し削除します。

左側半円のオブジェクトを選択している状態で、メニューバー［オブジェクト］から［リピート］の中にある［ミラー］❺を選択します。

すると、選択していたオブジェクトが反転コピーされます。

［ダイレクト選択ツール］で反転元となる左側オブジェクトのアンカーポイントの位置とハンドルを調整してハートの形に整えます。右側は左側をミラーしているので、左側の形に連動して形が変わっていきます。