
学生や新人デザイナーと接する中で、「Helvetica(ヘルベチカ)って何ですか?」といった質問を受けることが増えました。有名な欧文フォントを知らないままデザインを学んでいる若者が意外と多いのです。そんな彼らを見ると、かつてタイポグラフィに夢中になった自分の初心を思い出します。「これはぜひ紹介せねば!」という思いから、今回サンセリフ体の定番フォントたちをまとめることにしました。
はじめに
デザイン初心者や学生、新米デザイナーの皆さん、フォント選びに悩んだことはありませんか?「なんとなくゴシック体を使ってるけど、実はよく知らない…」という人も大丈夫。今回の記事では、世界的に有名なサンセリフ体フォント13種類をご紹介します。名前は知らなくても、きっと一度は目にしたことがあるはず!それぞれの特徴や歴史、使われている有名なロゴ例も交えて解説するので、楽しみながら学んでみてください。本記事を読み終えるころには「このロゴのフォントはあれだ!」なんて発見があるかも。フォント選びの引き出しを増やして、デザインの幅を一緒に広げていきましょう。
サンセリフ体とは
まずは「サンセリフ体」という言葉のおさらいです。「サン(sans)」はフランス語で「〜なし」という意味で、サンセリフ体とは文字の端にある飾り(セリフ)を持たない書体のことです。日本語では欧文のサンセリフ体を「ゴシック体」と呼ぶこともありますね。字形はシンプルで直線的、余計な装飾がない分、モダンでクリーンな印象を与えてくれます。
サンセリフ体は19世紀のイギリスで生まれ、当初は広告見出しや看板など目立たせたい場面で使われました。セリフ体に比べ歴史は浅いですが、その分現代的で洗練された雰囲気が魅力です。デザイン上のメリットとしては、遠くからでも読みやすく可読性が高いこと、文字の太さや形状にバリエーションがあって用途に応じた表現がしやすいことが挙げられます。特にデジタル画面や標識では、サンセリフ体のほうが視認性が高い場合が多いです。「とりあえずゴシックにしとけば無難」という話もありますが、それだけ汎用性が高いということでもあります。
とはいえサンセリフ体にも色々な種類があります。幾何学的で骨格がはっきりしたもの、手書きの雰囲気を感じるヒューマニスト系、あるいは中立で実用性重視のグロテスク(Grotesque)系などなど…奥が深いんです。しかし難しく考える必要はありません!まずは定番の有名フォント13種を知って、自分のお気に入りを見つけてみましょう。
Adobe Fontで使用できる有名サンセリフ体13種
Helvetica(ヘルベチカ)

特徴
サンセリフ体の代表格とも言われる超定番フォントです。癖がなくモダンで中立的なデザインと、高い可読性が持ち味。どんな用途にもなじみ、主張しすぎないため**「情報をクリアに伝えたい」**場面に最適です。文字のバランスが良く、大きさや太さを変えても美しさが損なわれません。
歴史
1957年にスイスの活字デザイナー、マックス・ミーディンガーとエドゥアルト・ホフマンが開発しました。もともとは「Neue Haas Grotesk(ノイエ・ハース・グロテスク)」という名前で、1960年にラテン語で「スイスの」を意味するHelveticaと改名されています。いわゆるネオ・グロテスク系(新グロテスク系)の書体で、20世紀後半のスイス様式を象徴する存在です。
著名な使用事例
ロゴや看板などありとあらゆる場面で使われる万能選手です。例えば Panasonic、アメリカン航空、エビアン(Evian)のロゴはHelveticaがベース。日本でも無印良品やフランフランのロゴに使われています。ニューヨークの地下鉄標識にも採用され、街中でも頻繁に目にします。まさに「世界で一番よく使われている書体」と言っても過言ではありません。

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Futura(フーツラ/フツラ)

特徴
幾何学形(ジオメトリック)サンセリフ体の代表格で、丸や三角など基本図形からデザインされた書体です。特に「O」の字が真円に近く、均整の取れたモダンな印象を与えます。無機質になりすぎず上品さも兼ね備えており、未来的・高級感のあるイメージを表現したいときにぴったりです。
歴史
1927年にドイツのタイポグラファー、パウル・レナーによって生み出されました(デザイン自体は1923年頃開始)。バウハウスの影響を受けた近代的なフォントで、発売当初から高い評価を得ています。なお現在Adobe Fontsで提供されているのはロシア・パラタイプ社によるFutura PT版で、キリル文字にも対応しています。
著名な使用事例
Volkswagen(フォルクスワーゲン)の広告やOMEGA・LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のロゴで使われています。また、アパレルブランドSupremeのボックスロゴに使われているのも有名です。映画『2001年宇宙の旅』のタイトルデザインにもFuturaが採用されるなど、未来志向のデザインにしばしば登場します。

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DIN(ディン)

特徴
ドイツ生まれの実用主義サンセリフです。直線的で無駄のない線幅、機能性重視のデザインが特徴で、工業的・無機質なクールさがあります。可読性が高く整然としているため、情報表示向きの書体として定評があります。
歴史
1930年代にドイツ規格協会(Deutsches Institut für Normung=DIN)によって定められた書体がベースです。名前もその頭文字から取られています。当初は鉄道や道路標識などのために標準化されたフォントで、戦後は印刷物やデザイン用途にも広がりました。現在よく使われるデジタル版は「FF DIN」などの現代的に改良されたものです。
著名な使用事例
ドイツの道路標識や公共サインはまさにDIN体が幅広く使われています。企業ロゴでは、UNIQLO(ユニクロ)が有名です。ユニクロのシンプルなロゴタイプはDINをベースにしており、機能的でモダンなブランドイメージを演出しています。

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Optima(オプティマ)

特徴
サンセリフ体でありながら筆遣いのようなエレガントさを持つ異色のフォントです。ストローク(筆画)の末端がわずかに広がっており、セリフがないのにクラシカルで優美な雰囲気を漂わせます。高級感や品の良さを出したい場面に適しており、優雅な印象のロゴに仕上げたいときに重宝します。
歴史
1958年にドイツの書体デザイナー、ヘルマン・ツァップが手がけました。彼がイタリアのフィレンツェで見かけた古代ローマ碑文に着想を得てデザインしたため、「セリフのないローマン体」とも称されます。発売以来、その独特の風格で数多くのデザイナーに愛用されています。
Optimaは「セリフのないローマン体」と言われていますので、セリフ体に分別される場合もありますが、サンセリフ体の分別が正しいかと思います。
著名な使用事例
Aston Martin(アストンマーティン)やJaguar(ジャガー)の旧ロゴなど高級車メーカーのロゴに使用され、上品さを演出しています。また、コスメブランドAesop(イソップ)のタイポグラフィにも採用されており、繊細で洗練されたブランドイメージづくりに一役買っています。

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Gotham(ゴッサム)

特徴
アメリカンスタイルの現代的サンセリフ体です。力強くどっしりしつつも角が丸みを帯びた親しみやすさもあるデザインで、信頼感とモダンさを両立しています。ニューヨークの街角にある看板文字から着想を得たため、都会的で洗練された雰囲気が特徴です。
歴史
2000年にアメリカ人デザイナーのトビアス・フレアジョーンズとジェシー・ラガンが男性ファッション誌『GQ』のために開発しました。ニューヨーク・マンハッタンの看板や建築サインをリサーチして生まれた書体で、その背景から“ニューヨークの象徴”とも称されます。登場以降、企業や行政での採用が相次ぎ、21世紀を代表するフォントの一つになりました。
著名な使用事例
2008年のオバマ米大統領選挙キャンペーンで公式フォントに採用され一躍有名に。Coca-Colaなど大手企業のプロモーションやブランディングにも使われています。日本では三菱UFJフィナンシャル・グループのロゴに使われており、金融機関らしい信頼感の表現に貢献しています。

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Frutiger(フルティガー)

特徴
遠くからでも読み取りやすいことを最重視して設計された書体です。開放的な字形と均一なストロークによる抜群の可読性が最大の特徴で、情報を素早く伝えたいサインや案内表示に向いています。デザインはシンプルながら人間味も感じさせ、洗練されつつ親しみやすいモダンさを持ち合わせています。
歴史
1970年代にスイス人デザイナー、アドリアン・フルティガーによってパリのシャルル・ド・ゴール空港のサイン用書体として開発されました。空港という過酷な環境でも視認性を発揮するようデザインされ、1976年に「Frutiger」の名で市販フォントとして発表されています。その後デジタル時代に合わせ「Frutiger Next」「Neue Frutiger」と改良が重ねられ、現在Adobe Fontsには150言語対応のNeue Frutiger World版が提供されています。
著名な使用事例
シャルル・ド・ゴール空港の案内表示に使われたのが始まりで、その見やすさから世界中の空港・駅・病院など公共サインで広く採用されています。ロゴではFlickrの旧ロゴやMastercard(マスターカード)のロゴタイプに使われました。特に「速く正確に情報を届けたい」場面で信頼されるフォントです。

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Univers(ユニバース)

特徴
Helveticaと並ぶスイス発の名作サンセリフで、豊富なウェイト(太さ)と字幅のバリエーションを持つ総合ファミリーが特徴です。クセの少ない中立的なデザインで汎用性が高く、太さ違いや幅違いを組み合わせることで一貫性のあるデザイン展開が可能です。文字のフォルムはやや丸みを帯びており、硬すぎない印象を与えます。
歴史
1957年にアドリアン・フルティガー(Frutigerと同じデザイナー)によって制作されました。Helveticaと同年に発表され、一見似ていますが、ベースにした設計思想が異なるため微妙な個性があります(Helveticaは19世紀の書体を改良したのに対し、Universは15世紀の古典ローマ字の骨格からデザインされています)。1990年代にはデザイナー自身の手で大規模改訂され、Univers Nextとして再リリースされました。
著名な使用事例
eBayの旧ロゴやFedExのロゴで使われ、その確かな可読性と柔軟性からコーポレートロゴやCIに最適とされています。実はFedExのロゴの中の隠れた矢印も、このUnivers由来の文字デザインの妙だったりします。ほかにもUNICEFなど国際機関のロゴにも採用例があり、グローバルな場面で信頼される書体です。

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Gill Sans(ギル・サン)

特徴
イギリス生まれのヒューマニスト・サンセリフで、温かみのある古典的な骨格とモダンさを兼ね備えています。直線と曲線のバランスが良く、堂々として見やすいためタイトルや見出しに向いています。同じサンセリフでも無機質になりすぎず、柔らかな雰囲気を演出できるのが魅力です。
歴史
1927年から1930年にかけて、イギリスの彫刻家でデザイナーのエリック・ギルによって制作されました。彼は石碑彫刻も手掛けており、その影響からか古典ローマ碑文のエッセンスを感じるフォルムになっています。発売元は英国モノタイプ社で、イギリスにおける国民的書体とも言える存在です。
著名な使用事例
ロールスロイスの旧ロゴやPhilips(フィリップス)のロゴに使われています。イギリスではかつて鉄道の駅名標や公共サインにもGill Sansが使われ、英国らしい伝統とモダンの融合として親しまれました。また、日本でも無印良品の英字ロゴなどに類似の雰囲気が採用されており、その影響力の大きさがうかがえます。

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Franklin Gothic(フランクリン・ゴシック)

特徴
1900年代初頭のアメリカで生まれたグロテスク系サンセリフです。文字幅がやや狭めで縦長のシルエットを持ち、力強く堂々とした印象があります。字間を詰めても可読性が保たれるため、新聞の見出しやポスターなど限られたスペースでインパクトを出す用途に適しています。全体的にどっしりとした安定感があり、古き良き雰囲気も感じさせます。
歴史
1902年、アメリカのATF社で伝説的デザイナーモリス・フラー・ベントンによって制作されました。同時代のドイツ書体(Akzidenz Grotesk)の影響を受けつつ、米国風にアレンジされた書体です。その後も改刻やバリエーション追加が行われ、ITC版やURW版など派生ファミリーも登場しています。
ITCとURWは、どちらもフォントの製造・販売会社で、それぞれのフォントをデザイン・提供しています。
著名な使用事例
ニューヨーク近代美術館(MoMA)のロゴタイプに採用されたことで有名です。MoMAのロゴはIvan Chermayeff(アイヴァン・チャマイエフ)氏がデザインしたフランクリン・ゴシックをベースとしており、シンプルながら力強い存在感を放っています。また20世紀中頃の新聞・雑誌の見出し書体として頻繁に使用され、アメリカのグラフィックデザイン史に欠かせないフォントとなっています。

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Avenir(アベニール)

特徴
幾何学サンセリフの優等生とも言える、美しくバランスの取れた書体です。Futuraなど過去のジオメトリック体を踏まえつつ、直線と曲線の調和や可読性が高められています。幾何学的でありながら冷たすぎない人間味もあり、柔らかさ・親しみやすさを表現したい場面に向いています。英文では小文字の「a」や「g」が二階建て(○と棒を組み合わせた形)で読みやすい形なのも特徴です。
歴史
1987年、FrutigerやUniversを手がけたアドリアン・フルティガーによってデザインされました。「Avenir」はフランス語で「未来」の意味。その名の通り20世紀の名作に現代的エッセンスを加えたフォントとして誕生しました。2000年代には改良版のAvenir Nextも発表され、デジタル環境での表示品質が向上しています。
著名な使用事例
トヨタ自動車がグローバルで使用する企業書体の一つとしてAvenir系が採用されています。またLinkedInやSpotifyのロゴでも使われており、テクノロジー企業からの支持も厚いです。印象としては「未来的だけど親しみやすい」ため、街のサインからアプリのUIまで幅広く活躍しています。

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Avant Garde Gothic(アヴァンギャルド・ゴシック)

特徴
前衛的で個性的な雰囲気を持つ幾何学サンセリフです。基本はシンプルな円や直線ですが、一部文字にユニークなリガチャ(合字)や代替字形が用意されており、1970年代的ポップさを感じさせます。太めにデザインされた文字は見出しで強い存在感を発揮し、レトロモダンなデザインにぴったりです。ただし可読性より装飾性重視のため、本文よりロゴやタイトル向きの書体と言えます。
歴史
1970年に米国の伝説的デザイナーハーブ・ルバリンとトム・カーナスによって制作されました。もともとは彼らが手がけた前衛雑誌『Avant Garde』のロゴタイプが元になっており、その斬新さからITC社で正式フォント化されたものです。発売後は凝った合字デザインなどが評価され、デジタルフォント化の際にそれら代替文字も再収録されています。
著名な使用事例
adidasのロゴタイプにこのフォント(Avant Garde Gothic Demi)が使われています。丸みのある小文字がスポーティーかつ親しみやすいブランドイメージに寄与しています。また、Bloomingdale’s(米国デパート)のロゴでは、このフォントの持つ独特な小文字(二つの「o」が並んだデザイン)が活かされています。アルバムジャケットや映画のタイトルなど、モダンでアーティスティックに見せたい場面で今なお愛される書体です。

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Copperplate Gothic(カッパープレート・ゴシック)

特徴
一見サンセリフに見えますが、小さな飾りを持つオールドスタイルな書体です。アルファベットはすべて大文字とスモールキャップのみで構成され、重厚で洗練された雰囲気を醸し出します。各文字が四角形に収まるようなプロポーションでデザインされており、きっちり揃った印象から信頼感・格式の高さを与えます。
スモールキャップとは、大文字を小文字と同じ高さに揃えた書体で、スモールキャピタル、s.c.とも呼ばれます。主に欧文で用いられ、小文字に馴染むような見栄えにすることで、テキストを強調したり、見出しなどでのアクセントとして利用されます。
歴史
1901年にアメリカのフレデリック・ガウディが制作しました。Copperplateとは「銅版印刷」を意味し、その名の通り19世紀の銅版活字をもとにデザインされたフォントです。活字印刷の見出し用に考案されたため小文字が存在しないのもユニークな点です。古くから高級感のある書体として重宝され、100年以上経った今も根強い人気があります。
著名な使用事例
DEAN & DELUCA(ディーンアンドデルーカ)やMOLESKINE(モレスキン)のロゴに採用されており、どちらもシンプルながら上質なブランドイメージを印象づけています。また法律事務所の看板や高級レストランのメニューなど、伝統や格式を表現したい場面でよく使われます。名刺や表札に刻印されることも多く、クラシックな雰囲気を演出できる書体です。

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Akzidenz Grotesk(アクシデンツ・グロテスク)

特徴
“世界初の本格サンセリフ”とも言われる、19世紀ドイツ生まれのグロテスク系書体です。無個性で実直なデザインは後のHelveticaやUniversなど数々のフォントの手本となりました。字形はシンプルでやや幅広く、素朴でありながら安定感があります。派手さはない分どんなデザインにも溶け込み、まさに縁の下の力持ちのような存在です。「通好みの渋い書体」としてデザイナーに長年愛されています。
歴史
1896年にベルリンのベルトールド社から発売されました(諸説ありますが一般にはこの年)。ドイツ語でAkzidenzは「広告・印刷物向け」を意味し、当時は商業印刷用の文章体として普及しました。デザイナーの明確な記録は残っていませんが、フェルディナンド・タイハルトの関与が指摘されています。20世紀に入り世界中で愛用され、多くのモダンサンセリフの礎を築いた歴史的フォントです。
著名な使用事例
直接的な採用例としては、テレビ朝日の現行ロゴデザインでベースに使用されています(英国のデザインユニットTomatoが手掛けた際にAkzidenzを元にデザインされたといわれます)。また、American Red Cross(赤十字)などの団体がブランドガイドラインで指定書体に採用する例もあります。Helvetica登場以前のニューヨーク地下鉄の標識もAkzidenz系統の書体が使われており、そのDNAは各所に受け継がれています。

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まとめ
いかがでしたでしょうか?有名どころのサンセリフ体13種を駆け足で紹介しましたが、名前と雰囲気はつかめましたか?
「あ、このロゴのフォントだったのか!」と新たな発見があったなら嬉しいです。デザイン初心者の方も、フォントの歴史や特徴を知るだけでタイポグラフィがぐっと身近に感じられたのではないでしょうか。ぜひ実際にAdobe Fontsからこれらのフォントをアクティベートして、ポスターやロゴづくりで使ってみてください。印象の違いに驚くはずですよ。
最後に復習です!サンセリフ体は装飾のないシンプルな書体で、モダンで視認性が高いというメリットがありました。そしてHelveticaのような定番から、Avant Gardeのような個性的なものまで、用途や表現したい雰囲気に合わせて選ぶことが大切です。フォント一つでデザインの表情はガラリと変わるので、ぜひ色々試してみてください。
次回はセリフ体(明朝体)の世界を紹介予定です!サンセリフ体とはまた違った魅力がたくさんありますよ。今回学んだことを踏まえて、ぜひ次の記事も楽しみにお待ちくださいね。
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